臨床検査科
臨床検査とは、体のどこがどのくらい悪いのか?よくなったのか?など病気の原因を調べたり治療の効果をみるために行われる検査のことをいいます。検査は大きく2種類にわけられます。一つは血液や尿、痰などを採取して、成分を調べる検査で検体検査といいます。もう一つは身体そのものを直接調べる生理機能検査といい、心電図や超音波検査などがそうです。我々専門教育を受けた臨床検査技師が担当しておりますので、安心して検査をお受けください。担当医師に迅速かつ正確な高品質の検査デ-タを提供し、皆様の健康維持に貢献できるよう絶えず研鑽しております。不明な点や疑問なことは、お気軽に声をおかけください。
胃の検査がらくらくできる経鼻内視鏡
一般的な胃の病気として、胃がん・胃潰瘍・慢性胃炎などがあります。これらの病気は早期発見・早期治療すればほとんどが治ります。その検査方法として胃のX線検査や胃内視鏡検査があります。集団健診等で胃のX線検査を受けて再検査が必要な場合、内視鏡検査の指示が出ることが多くあります。その際、これまでに口からの内視鏡検査を受けて、つらくくるしかったという経験や、他の方の経験談から内視鏡検査を敬遠される方も多くおられます。しかし、病気は早期発見・早期治療が大切です。一般的に行われている口からの胃内視鏡検査では、舌のつけ根に内視鏡が触れるため吐き気を催すことが多くつらく感じます。しかし、鼻からの内視鏡検査では、舌のつけ根に触れずに食道から胃に達しますので吐き気をほとんど感じることなく検査を受けることができます。胃の病気の早期発見・早期治療のために、当院の経鼻内視鏡検査をご活用ください。
経鼻内視鏡メーカーのホームページへはこちらへ
経鼻内視鏡のメリット
- 苦痛が少ない
直径5.9mm(うどんと同じ程度)の細くてしなやかなスコープを使用します。 - 嘔吐感がおきにくい
スコープが舌の付け根に触れないため嘔吐感がおきにくい状態で検査を受診していただけます。 - Drと話せる
口がふさがっていない為、医師と同じ映像を見て話すことも可能です。 - 麻酔事故のリスクが少ない
鼻腔への麻酔を使用し、眠くなる麻酔は使用しません。そのため体への負担も軽くできます

当院のアンケートでも95%の患者さまが「今後も鼻からの内視鏡を希望する」とお答えいただきました!
心電図検査
この検査は不整脈や心筋梗塞などの病気を見つけるのに役立ちます。
詳しくはこちら
眼底検査
直接血管を観察し、動脈硬化や糖尿病による血管の変化を見る検査です。
詳しくはこちら
眼圧検査
緑内障などによる眼内圧力の亢進がないかをみます。
詳しくはこちら
動脈硬化度検査
血管の硬さ、詰り具合を調べ、血管年齢を測定します。
詳しくはこちら
聴力検査
聴力検査は様々な周波数の音の聞こえ具合を調べ、聞こえにくい場合は、
①原因が外耳から中耳までにあるか(伝音性聴力障害)
②原因が内耳から脳までの間にあるか(感音性聴力障害)
を調べる検査です。
詳しくはこちら
運動負荷心電図(マスター心電図)
運動によっておこる不整脈や狭心症などがないかを見つける検査です。
24時間(ホルター)心電図
携帯用心電計により長時間(24時間)にわたる心電図を記録する検査です。
呼吸機能検査
肺から出入りする空気の量やいきおいを調べることによりレントゲンではわからない肺の働き、機能を調べます。